「できる人は必ず持っている 一流の気配り力」
気配りに必要な5つのアンテナ
1.俯瞰する
2.共感する
3.論理を通す
4.サービス精神をもつ
5.尊重する
1.俯瞰力の気配り、全体を見ることで常に先を見る
before:常に自分にベクトルが向かっていて、自分が他人からどう思われてるかばかり考えてた。相手のために何をしようということはなく。特に大人数では、誰かがやってくれるだろう、でしゃばってはいけないという思いの方が強く、相手の役に立ちたいという思いはいつのまにか無くなっていた。
気づき:気配りのできる人が持っている「俯瞰する」能力は、相手を喜ばせたい、相手の役に立ちたいという思いがあって初めてできるようになる。この思いが能動的な行動を生み出し、周りを理解し、観察するようになり、俯瞰する能力を作るのだとわかった。
TO DO:相手の役に立ちたい、喜ばせたいという気持ちをもつ。
人の傾向を理解する。
人に指示されていなくても自分で考える。頼まれていないプラスαの仕事をする。
こんな風にやってみようか、こうしてみたらどうだろうか、と考えながら仕事をする。
自分は次に何をすればいいのか、なにができるのか、頭において行動する。
2.共感の気配り
相手に寄り添い、スマートに気を利かせる
before:自分は心の中でごめんとか思っているのにそれを口に出したりしていなかった。口に出さないと相手には伝わらないのに。また、私は他人に対する関心が低い。これは相手の立場を理解しようとしていなかったからだってわかった。私はいつも相手がどんな状況なのか考えず自分の価値観で物事を判断してた。
気づき:気配りは、言葉に出したり、行動したりすることで相手に伝わる。
相手の立場を理解することが共感には必要。そして、その人がどのような事情を抱えているのか想像する。そうすることで、感情に寄り添うことができる。それが、他人への関心につながる。
みんな、心のどこかで、ねぎらって欲しい、いたわって欲しいと思っている。ちゃんとみてくれている人に人は弱い。
物はときに貴重なコミュニケーション
周囲に不快な思いをさせないこと、心配かけないことも気配りであり、思いやり
TO DO;気配りを意識的に声にだす。
声を出すときは、気持ち大きめ、高めの声で
共感+提案
相手の立場を理解しようとする。観察する。そして、その人がどんな事情を抱えているか想像する。そして、相手の感情にfocusする。
気が利く一言↓
「手伝いましょうか?」
「○さんの意見を聞かせてくれますか?」
「よくここまでやったね。次は〜ができるようにがんばろう」
ねぎらいの気持ちを伝える↓
「大変でしたね」「助かりました」「よくやってくれた」「おかげさまで」「さすが○さん」
ねぎらいの気持ちは差し入れで示す。
身だしなみに気をつける
3.論理の気配り
冷静でフェアな人として信頼を集める
before:相手が聞きやすいように、または相手が聞きたいと思ってもらえるように話していなかった
気づき;「自分がしたい話」ではなく、「相手が聞きたい話」にする。そのためには、まず結論から話す。
「感情的にダメ出しする」のではなく、「客観的な助言」を
どんな仕事でも、必ず見てくれてる人はいる。だから、やるだけ。
TO DO:結論から根拠
客観的な助言
①ミスの事実、経緯の確認
②原因の分析
③解決法提案
褒めるときは、みんなの前で、注意するときは他の人が見てないところで
4.サービス精神の気配り
行き届いた会話で3倍好かれる。
before:大人数のときは特に、オーバーリアクションとかは他の人がやってくれるし、いいかなとか、声のトーンはテンション低めになったりしていた。相手を楽しませようという思いで話をしなくなった。また、先輩や苦手な人とはなるべく関わらないようになっていた。
気づき:気配り=相手を喜ばせること、相手の役に立つこと
可愛がられる力=オーバーリアクション
第一印象の8割は表情と声で決まる
「話が合う、合わない」は相性や話す内容より「会話のリズムやテンポが合うかどうか」
少しでも相手が興味を持てるような話し方を、するのが気配り
オノマトペ(キンキン、ビューン、ふわふわ、パーっと、チャチャっと)はみんなを奮起させたり、明るい気持ちにさせたりする。
記憶に残る話し方→一文短くテンポ良く
同世代と群れないことで度量が広がる。さまざまな世代からの視点が備わり、社会が深く見えるようになる。
TO DO:相手を喜ばせたいという気持ちをもつ。
オーバーリアクション
感嘆語→わあ!すごい!えー!?
相手の言ったことの繰り返し+ポジティブコメント
相手のペースにのる。
話をちょい盛り
慣れないうちは自虐ネタ
例えの引き出しを持っておく
記憶に残る話し方↓
・どんな話をするのか提示
・一文を短く
・オノマトペを入れる
・テンポよく
・ポイントをわかりやすく
自分と離れた立場の人と積極的に関わっていく
苦手な人ほど声をかけよう、嫌な相手ほど顔を合わせよう
5.尊重の気配り
さりげない配慮がこころを鷲掴みに
before:会った人の情報を忘れるから、興味がない人だと思われる。相手の言うことを素直に受け入れるのは多いけど、心のどこかでその人の言うことは違うと思うこともある。その人の意見を有り難いものだと思わないこともある。教えてもらうことは当たり前だって。また、私は知ったかぶりをして、わかったフリをする。知らないと思われることが怖い。教えてくださいと頼むのもプライドが邪魔することもある。また、相手が話すとき、途中でつまりこう言うこと?って相手の言葉を遮るようにもなってきた。飲み会では、その場の空気に合わせず、何か盛り上がってるんだっていう顔で見てることもあった。
気づき:相手を大切に思う気持ち=相手を尊重する気持ち
相手にとって居心地の良い空気感を提供できるのが尊重する人の特徴
挨拶にもう一言加わると親近感がわく
誰でも「自分に興味を持ってくれる人」には好感をもつ
覚えておくだけで気配りの幅が広がる
相手の言うことを素直に受け入れられるのは長所
スピーディーであることは気配りそのもの。速さに相手は誠意を感じて感動する
見栄を張らず、知ったかぶりをせず、素直に聞くことも気配り
指摘されることについて↓
あなたに対して意見するという勇気を振り絞り、時間も費やしてわざわざ指摘してくれた。それだけでも、よく考え直す価値がある。自分の視野が狭かった可能性もある。
と考えてはどうか。素直に相手の指摘に感謝する。受け入れる。素直に勝る宝なし。
相手の言葉をじっと待つ力=人から信頼される。相手に合わせられることは大切
傾聴とは、相手の言葉を理解し、その真意や感情まで受け止めて、寄り添って共感する聞き方。傾聴出来る人は、人と対立することを嫌い、人の和を重要視する傾向がある。
自分の意見に従って欲しいと望むリーダータイプにとって、相槌を打ってくれる人は心強い味方になり、手放せない存在に。
その場の空気を敏感に察知し、そこに自分がいかに合わせるか、その場に自分がいることで何かマイナスの現象が起きていないかチェックすることは立派な気配り。
自分は人見知りなんです=周囲の人に「だから気を使ってください」って言ってるのと同じ
人に気を遣わせたり、必要以上に気配りさせる人にはなるな
教えてもらったことにお礼を言えるのは素敵なこと。教えていただく姿勢を忘れない
アドバイスしたいけど説教たれたくない時→助言するとき、断言を避ける
TO DO:相手の名前を意識して呼ぶ(この人は自分に興味がある)
挨拶にもう一言プラス
「○さん、おはよう。昨日は遅くまでおつかれ。」
会った人の情報を忘れないようにメモ(出身地、雰囲気、年齢、家族構成、好きな食べ物、好みの色、オススメされたもの)。次会ったとき、初めて会った時の話題に触れる。
反論せず、一度は素直に受け入れる
スピーディーに
わからないことは、おしえて下さいとお願いする。
相手が真剣に考えてるときは、じっと待つ
「あなたの返事を待つことも有意義なこと」
飲み会に出たら、面白いことは一つは言う
その場の空気を敏感に察知し、そこにいかに自分が合わせるか
相手のペースに合わせる
最速でその場の空気に自分をなじませるか↓
①最初の段階でその場をしっかり観察する
・その場にいる人達はどんな関係?
・その中で中心になってるキーパーソンは誰?
・そのキーパーソンが好んでる雰囲気はどんなもの?
②そこにいる人たちにとっての「快適」を探す
・土地柄
・話し方、聞き方
人を待たさない
手柄を人に譲り、花を持たせる。仲間の功績を尊重する。
初めて知りました。ありがとうございます。勉強になりました。
助言する時は断言を避ける
人にアドバイスする時は相手の特性を読み違えないことが大事。